勝手にトークひろしま!

広島でくらす人、広島出身の人、そして広島が好きな人。みなさん、愛する広島県をもっといい街に、もっと魅力ある場所に、そして、自信をもって「広島は素晴らしいところだ」と言えるようになりたいと思いませんか?そのためにいま、僕たちに何が出来るのか? 広島をもっと知り、広島を真剣に考え、広島を愛するために。合言葉は、 Eijoy!HIROSHIMA!!

トップにもどる

過去の放送

トップにもどる

過去の放送

いま平和ってなんじゃろう?

ラジオOA 8月14日(日)
午後8:00~9:00

USTREAM:8月7日(日) 22:00~
【出演】
安彦恵里香
(ProjectNOW!代表)
汪海 NEW!
(中国人留学生)
沖野ひとみ
(Hiroshimaピースキャンプ実行委員長)
今村進吾 NEW!
(EIGHT SIX live主宰)
キムラミチタ
(廿日市)@michiiiiita

8月が来るたびに「平和」のことは意識するけど、今の自分の価値観で「平和」について真面目に考えることって意外と少ない気がします。

広島にとって特別な月だからこそ、広島を生きる人どうし、多様な価値観で「平和」について考える時間にし、自分の言葉で平和を語ってみました。

テーマ「いま平和ってなんじゃろう?」

広島に生きるもの同士で、平和について、あらためて、等身大で自由に語ることで、何か感じること、思うことがあるのでは・・・

■まず自己紹介がてら、昨日8/6は何をしていたか?
安彦恵里香
・・・今年、ProjectNOW!で作った核兵器禁止条約を考えるアートブック「NOW」の原画展を広島の街中のあちこちでやっていた。
汪海
・・・いつも通りの一日。家でごろごろしていた。テレビはデジタル化で見れなくなってしまった(笑)
今村進吾
・・・自ら主催するEIGHT SIXというイベントを、ライブとクラブイベントでやっていた。昔からバンドをやっていたけど、上手く8/6のことや広島のことに向き合えなかった。楽しいライブを通して考えること、感じることができるのではと、11年前に立ち上げた。チケットには平和記念資料館の入場券を付けている。
沖野ひとみ
・・・Hiroshimaピースキャンプの実行委員長として国内外からの来訪者のためのキャンプ村の運営をしていた。8/6はホテルがとれないので。スイカ割りやバーベキューなどを実施。
キムラミチタ
・・・おばあちゃんが8:15のサイレンで驚いた。画家のMAYA MAXXを招いてのライブペインティングのイベントをやっていた。今年で4回目。夜はEIGHT SIXイベントに参加。
写真
■続いて、8/6の広島に関しての質問を

Q1 広島の小学4~6年生で、"1945年8月6日午前8時15分"を正確に答えたのは、○○%
⇒答え 33%
・広島市立の小学4~6年生 1153人に質問。
・1995年から5年ごとに調査 年々減っている。 95年は55.7%

Q2 8月6日の式典は、最初、「○○○」だった。
⇒答え 平和祭
・1947年8月6日、第1回平和祭式典が、現在の平和公園で開催された。
・浜井広島市長の平和宣言に続き、平和の鐘を鳴らし、黙祷。マッカーサー連合軍最高司令官、片山総理らのメッセージの代読。
※午後から市内各所で盆踊り、仮装行列

Q3 広島市復興のための「広島平和記念都市建設法」は、日本で最初に「○○○○」で決まった法律だった。
⇒答え 住民投票
・被爆後、浜井市長が頑張って、広島を"平和記念都市"として再建していくための法律を作ることで 国の支援を受けようとした。
・7月、日本初の住民投票で賛成を得て8/6公布・施行
・今もこの法律は生きている。

ここから平和についてディスカッション

まず
平尾の意見
・平和=核のない世界、だけではない。
・広島が国際平和都市と言うなら、もっと広い意味で平和を問わないといけない。
・どっかで平和が、ふわふわした他人事になっているような気がする。
・自分から始まり、家族や仲間、その先に世界と考えて行きたい。
・時間によっても場所によっても、平和のとらえ方は違って当然。多様な考え方が必要。

ここから、メンバーが平和について気になっていること、感じていることを「平和=○○○○」と表現するところからきっかけに、ディスカッションをスタート。

■中国人留学生の汪海
平和=「紛争が無い」「平等」

・国のどこかで紛争がある。紛争があると不安定な状態が起きる。
・貧富の差が、不安定さを生む。
・汪さんは、反日教育を受けたことが無い。
・歴史として学が、日本人と日本軍国主義者を分けて考える。

■沖野ひとみ
平和=My Peace is to be honest

・素直でいられる状態、自然にいられる状態が、平和だと感じられる。
・相反する意見がどちらも表現できることが大事。それが平和だと思う。
・つらい思いをしても、仕返しではなく、平和を願うというのがすごい。

■キムラミチタ
平和=思いやり

・福島のおばあちゃん「福島の復興は自分たちでやっていく。放射能が広がらないことをやってほしい。」
・動物や生き物のことも考えてほしい。
・「思いやり」と「おせっかい」の違いは難しい。
・思いやりがあれば原爆は落とせない。思考が停止しなければできないことだ。
・思っていることを声を出して言うことが、偽善者と思われるんじゃないか、と思ってしまう。
・広島の平和教育は、原爆教育であって、これからの平和を作って行くのは別のやり方がないか。

画像

■今村進吾
平和=心の豊かさ

・まずは愛情を持って接することから。
・親の世代が、子どもや孫に、つらい思いをさせたくないと思って未来を作ってきた。自分たちはその現代をエンジョイしている。上の世代の思いやりがなければ、イベントもこんな番組も出来ていない。
・個人でできることからがスタート。EIGHTSIXも次の世代がでてきていてうれしい。自分ができる小さい思いやりから、少しでも広げて行ければ。
・今は、なんでもやろうと思えばできる可能性がある。個人で経験することからスタートできる。
・偽善と言われる・・・と自分が思っているには、自意識過剰。
・1945年の人たちは、原爆で8/5に思っていたことが、翌日にはできなくなってしまった。僕たちは、翌日にチャレンジできる環境にいる。それを考えるだけでチカラになる。

■安彦恵里香
平和=答えのない答えを探り考えること

・核兵器が無い方がいい。どうしたら無くせるのか?そのためには、核兵器禁止条約ができたら良い。でも核兵器が無くなったら平和なのか?悩むばかりだけど、どうしたらいいかを考えること、想像することが大事だと、たどり着いた。
・戦争や紛争には自分が関係ない、と思っている人が多いこと、しょうがないよと思っている人が多いから戦争も紛争も無くならないのでは。
・平和教育を受けてきたけど、イマイチ自分ごとになってない。距離が遠く感じてしまってきた。自分に近いところから考えないと自分ごとに感じられない。
・被爆体験を聞いても、聞くだけど終わると、被爆者の人がいなくなったら意味が無くなってしまう。
・8/6の式典や核廃絶のことより、明日の天気が大事って人もいる。それも否定できない。まずはお互いに語り合うことから。
・国際平和都市と言うのであれば、広島はいろんな議論ができる街にならないと。
・平和の発信を言い続けてきているけど、世界の意見を受信することも必要。

■最後に出演者の感想
・あまりこんな風に話すことがない。話していると自分の考えてることが見えてくる。(沖野)
・難しいテーマだけど、ずっと平和に関わることをやってきたから、この場や出会いもある。また新しいことが生まれて平和に近づきたい。(今村)
・みんながいろいろ想像してみて何かが生まれるならうれしい。(安彦)
・みんなの意見を聞いて、平和にはいろんな意味や解釈が知れて良かった。(汪)
・広島はそもそも発信地になっているんだから、いろんな人が来たときに、思いを伝えるようにスタンバイしておきたい。広島の人が、いろんな国の言葉をしゃべれるようになるといいなあ(キムラ)
最後に平尾の感想。
・平和には、核兵器が無い、貧困が無い、などの「○○が無い平和」と家族がある、朝ご飯がある、など「○○がある平和」という両面がある。特に、「○○がある」という平和は多様だから、それを広島で語り合っていければいい。 平和ってこうだ、と凝り固まらずに、語り合える場所になれば、広島が本当の国際平和都市になっていけるのではないか。