神足裕司のエネルギー最前線 ミライレポート
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パーソナリティー
神足裕司
神足裕司
コラムニスト
RCCテレビ「Eタウン」でもすっかりおなじみ。 「みたり聴いたりコータリン」、「コータリン・アルファ」とラジオでも幅広い知識と鋭い分析で親しまれている。
生まれは昭和32年、映画「ALWAYS三丁目の夕日」のような幼少時代を過ごし、青春時代は高度経済成長期。
エネルギーとともに豊かになったニッポンを体感した一人でもある。
和佐由紀子
和佐由紀子
RCCアナウンサー
RCCラブ・グリーンプロジェクトではエコハンターとして活躍。肩肘張らずオシャレなエコ生活を実践中。
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番組内容 [2010年06月26日(土)]

省エネといえば、やっぱり電化住宅。電化住宅について

先週、住宅エコポイント制度を紹介しました。
これは地球温暖化対策の推進及び経済の活性化を図ることを目的として、
エコ住宅を新築した人やエコリフォームをした人に対して一定のポイントを
発行し、これを使って様々な商品との交換や追加工事の費用に充当することが
できる制度です。

で、窓リフォームなどで省エネ住宅と言われる高気密高断熱住宅へ、
どんどん家が生まれ変わっている状況なんですが、
この高気密高断熱住宅と相性がいいのが電化住宅と言われています。
どうしてなんでしょうね?
今日はその電化住宅について取り上げます。

最近、オール電化を採用している家やマンションが増えてきました。
では、どういったものが電化住宅と言われるものなのでしょうか?
中国電力 販売事業本部 生活エネルギーセンター 原 千代美(はら・ちよみ)さん に
伺っています。

電化住宅とはキッチンにIHクッキングヒーター,給湯にエコキュートなどの電気給湯機,空調にエアコンなどをご採用いただき,家の中のエネルギーを電気でまかなう住宅のことです。
ほとんどのご家庭では,キッチンのコンロと給湯機を電気に取り替えると電化住宅になりますね。IHは皆さんご存知のとおり,天板がフラットですので,お料理中の煮こぼれや,油の飛び散りもさっと一拭きできれいになるので,お手入れが簡単です。熱効率がいいので,周りの空気が熱くなりませんから,これからの季節,調理が涼しく行なえてとっても快適なんです。
また,電気で調理しますので,小さなお子さまやご高齢の方まで,安心してお使いいただけます。エコキュートはヒートポンプを使ってお湯を沸かす電気給湯機です。
投入した電気エネルギーの3倍以上の熱エネルギーを得ることができ,とってもエネルギー効率がいいので,環境にやさしく,電気料金もおトクな給湯機です。


給湯・厨房・空調等、家庭の中で使うさまざまなエネルギーを全て「電気」で
まかなう住宅が「電化住宅」。
具体的にはそれぞれ次のような住宅設備機器(システム)を利用します。

給湯…エコキュートなどの電気給湯機
厨房…IHクッキングヒーター
空調…エアコン 等

オール電化を採用している家やマンションが増えてきたそうですが、
どのくらい増えているんでしょうか?

オール電化住宅の普及率は中国地方で約13%。新築戸建て住宅においては,80%以上の方に電化を採用いただいております。ご採用いただいている理由ですが、電化住宅は高齢者やお子さまにも安心。室内の環境をクリーンに保てて快適。電化住宅割引のある電気料金の契約をすると,とっても経済的。この3つの理由により,普及率が伸びてきました。最近では,省エネルギー住宅の普及拡大に伴い,高断熱住宅との相性のよい電化住宅が選ばれているようです。

平成21年度までに中国地区でオール電化にした家庭の総数は426,131戸。
全体の普及率でいうと13.5%。
しかし、新築戸建住宅の約80%以上が電化住宅です。
積極的に導入される家庭が増えていますね。
そして、省エネ住宅、いわゆる高気密高断熱の住宅と相性がいいという話が
ありましたが、これはどうしてなんでしょうか?

・その電化住宅が高気密・高断熱(=省エネ住宅)と相性がよいというのは?
まず,先ほどご紹介したIHなんですが,IHは調理中に,エネルギーそのものから,結露のもとになる水蒸気の発生がありません。ですから,快適な室内環境を保つことができるんです。
しかも,熱効率がとってもいいので,周辺の空気をあたためませんから,冷暖房の効率もよくなり,電気料金も少なくてすみますね。ところで,家庭の中でエネルギーを一番多く使っているのは何だと思いますか?実は,給湯が全体の約30%,暖房が約25%なんです。効率よく省エネをするためには,給湯と暖房のエネルギーを削減するといいんです。

家庭の中でエネルギーを一番消費しているのが給湯と暖房ですから、
そこのエネルギーを減らせたらいいわけですね。
そこでおすすめのものがあるそうですよ。
給湯と暖房におすすめのアイテムとは何でしょうか?

そこでお勧めしたいのが,エコキュート。エネルギー効率のよいヒートポンプを使ってお湯を作るので,電気温水器と比較すると約1/3のエネルギーでお湯を沸かすことができるんです。とっても省エネな給湯機なんですよ。また,ヒートポンプを使う身近な機器として,エアコンがあります。エアコンというと夏の「冷房」のための機器というイメージがあると思いますが,高気密・高断熱住宅にはエアコンでの暖房がぴったりです。室内の空気環境をクリーンに保て,冬場に気になる結露の発生を抑えることができます。最近のエアコンは14年前のエアコンと比べ約40%も省エネの機種が出ています。だから,省エネにもなり,電気料金もとってもおトクなんですね。これから,エアコンをご購入予定の方は地球環境や冬の暖房のことも考えて,省エネ性能に優れた機種を選ばれることをお勧めします。住宅の断熱効果を高める省エネ住宅にするには『窓リフォーム』,省エネ住宅には,室内の環境をクリーンに保つ『IH』・『エアコン』,効率よくお湯を沸かす『エコキュート』を使った『電化住宅』がぴったりです。さらに電化住宅だと,電化住宅割引のある電気料金メニューで電気料金がおトクになります。

過去、魔法の技術と言うことで「ヒートポンプ」を紹介しました。
熱を大気中から、くみ上げてエネルギーに変える。
この原理を活かしたのが「エアコン」であり、給湯では「エコキュート」
なんですね。IHは加熱時に空気をクリーンに保つので、
高気密高断熱の省エネ住宅に適している、
食材以外からの水蒸気も出ないので、結露の防止になるなど、
いろいろメリットがあるんですね。
断熱性を高めた住まいに電化設備をうまく合わせることで、
大きな省エネ(CO2削減)につながっていくことが期待できます。